一般歯科診療

 

 一般歯科とは?

矯正歯科や審美歯科といった特殊な治療を除く一般的な診察全般を指します。

むし歯の予防からむし歯の治療、義歯(入れ歯)の作成、義歯(入れ歯)の調整等、歯や歯肉の不調を改善するための歯科診療のことです

治療の多くのが保険適用範囲で行われる治療が多いことから、保険診療のことを一般歯科ともいいます。

ただし、保険制度の制約がありますので、同じ治療法でも、治療に使用する材料等の違いによって、保険診療ではなくなるケースもあります。

 一般歯科の特徴

一般歯科では、虫歯や歯周病などの治療に加え、定期的なメンテナンスも行っているため、患者様の年齢層は幅広いです。

子供から大人まで多種多様な病症で通院されるので、治療方法もさまざまです。

虫歯の治療では、被せ物や歯の根っこの治療を、歯周病の治療であれば歯石や歯周ポケットのクリーニングなどをおこないます。

また、自宅で正しいお口のケアをしていただくための、ブラッシング指導なども実施します。

 虫歯治療

虫歯は歯垢や歯石の中の細菌が糖を利用して酸を作り、酸によって歯の表面を溶かしてしまう病気です。

初期の状態では痛みがでないため、治療が送れがちになりやすいです。放っておくとどんどん進行する可能性があります。

早期発見・早期予防・早期治療が大切です。

下記の症状はありませんか?

  • 歯の表面が黒ずんできた
  • 歯の表面に穴が空いている
  • 甘いもの、冷たいものがしみる
  • 熱いものがしみる
  • 歯がズキズキ痛む
  • 食べ物がよく詰まる
  • 歯医者に1年以上行っていない

思い当たる項目があれば虫歯がある可能性が高いです。

虫歯について詳しくはこちらから

 歯周病

歯周病は国民の大半が罹患していると言われる感染症です。

歯周病が起こる原因は、歯垢(バイオフィルム)や歯石の中の細菌が原因です。細菌の産生する毒素が歯周病の発生や進行に大きく関与します。

高血圧や糖尿病と同じように生活習慣病と言われ、一般的に極めてゆっくり進行し、重度の歯周病になるまで症状も出にくいため、気づいた時には手遅れになっているケースも少なくありません。そのため、成人が歯を失う一番の原因にもなっています。

初期の状態では痛みはなく、歯磨き時に出血したり、歯がムズムズする事がありますが、進行すると歯が揺れてきたり、歯茎が腫れる、口臭が強くなってきます。 そして最終的には歯が抜けてしまう可能性があります。

下記、気になる点があれば歯周病かもしれません。

  • 口臭を指摘された・自分で気になる
  • 朝起きたら口の中がネバネバする
  • 歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
  • 歯肉が赤く腫れてきた
  • 歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
  • 歯肉を押すと血や膿が出る
  • 歯と歯の間に物が詰まりやすい
  • 歯が浮いたような気がする
  • 歯並びが変わった気がする
  • 歯が揺れている気がする

歯周病について詳しくはこちらから